2018年02月06日

DEVILMAN crybabyを観終わった!

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今年初めに公開されたNetflixオリジナルアニメの『DEVILMAN crybaby』を本日観終わりました。

この作品はテレビアニメではないのでセクシャル&バイオレンスな表現満載で子供には絶対見せられないシーンばかり。

実際ここまでやる必要あるのかなと思いながら観ていましたが、最後まで観終わってそれらはやはり人間を描く上で監督がどうしても入れたかったものだったんだなと思いました。

湯浅政明監督は先日Netflixで観て感動した『カイバ』の監督でもありこの作品でも『カイバ』同様に壮大な物語を描き切ったと思います。

気になったので子供の頃アニメで観ていた『デビルマン』の第1話をAmazonプライムで観てみました。

はっきり行って全く覚えていませんでしが、今観ると昭和感満載で別物として楽しめました。

『デビルマン』は原作漫画があってそのAmazonレビューを読んでみると、アニメ化当時のストーリーは漫画と大きく違っていてむしろ今回の『DEVILMAN crybaby』の方が原作に近いようです。

それを知ってしまうと原作漫画も読みたくなってしまったので近いうちに読んでみようと思います。

posted by sonho70 at 17:00| Comment(0) | アニメ・漫画

2018年01月30日

ナウシカのアニメ版続編の実現は難しいのかも…。

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前回の記事で“『風の谷のナウシカ』の続編をアニメで観たい。”ということを書いたのですが、その後アニメ版を観直して「これはちょっと難しいのかも…」と思いました。

漫画版を読んだ直後にアニメを観たので下記の相違が思ったより大きく違和感がありました。

まずトルメキアの敵が漫画版では土鬼(ドルク)なのにアニメはペジテであり、土鬼は全く出てこない。

巨神兵を再起動させるための石がアニメには出てこない。

森の人やチククなど漫画中盤以降に出てくる重要人物が当然ながらアニメには出てこない。

粘菌もアニメには出てこない。

アニメ版のクシャナはあまり魅力的ではない。

森の人やチククは別に続編で出てきても問題ないのですが、敵が土鬼でない時点でストーリーが大きく違ってきます。

また、続編でいきなりクシャナが魅力的になるというのも不自然。

アニメを作った時点で漫画7巻のうちの2巻程度であり、その後のストーリーもまだ無かった訳で、宮崎駿氏の中ではアニメはアニメ、漫画は漫画で別ものなのでしょう。

なのでアニメでナウシカを完結させるには漫画1巻から作り直さないと厳しいですね。

となると、これはかなりの長編になり映画一本では不可能。

テレビアニメシリーズでないと無理でしょうけど、今から莫大な予算を使ってナウシカを作るというのはありえない気もする。

ということで、かなり実現不可能な気がしてきましたが、やっぱり漫画7巻のシーンは動画でどうなるのか観てみたいなー。

6巻まではダイジェストでいいので7巻の世界の真相が語られるシーンはもっと知られるべきだと思うのです。

posted by sonho70 at 00:56| Comment(0) | アニメ・漫画

2018年01月29日

『風の谷のナウシカ』の続編をアニメで観たい。

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このところナウシカの絵を連続して描いているので、久々に漫画版を最後まで読み直してみました。

結果、ストーリーを知っているのにやっぱり引き込まれたし、全漫画の中で一番好きかもと思いました。

映画版のナウシカは多くの人が観ていると思うのですが、実はあの後に腐海や王蟲、そして巨神兵やナウシカの謎について漫画版で全て説明されているのはどれくらの人が知ってるのでしょうか。

ナウシカ漫画版最終巻の7巻は1995年に発売されていて、僕はその直後くらいに読んで設定に衝撃を受けました。

ここからちょっとネタバレあるのでご注意ください。

昨年、こちらも80年代に自分的にとても好きだった映画『ブレードランナー』の続編が公開されましたが、今回ナウシカを読みながら、ああナウシカも設定的にはレプリカントの話なのかもしれないと思いました。

以下重大なネタバレです。

ナウシカの世界に出てくる人間は、実は旧人類が人間を改造して作った新種の人類です。もちろんナウシカも含め。

自分達が人工的に作られた人間だということを知って、作った側に抵抗するストーリーという意味でもブレードランナーとの共通性を感じました。

同時進行で手塚治虫の『火の鳥:未来編』も読んでいてこちらもさっき読み終わったのですけど、同様に人工的に生物を作り出そうとする博士の話が出てきました。

光速を超えて宇宙を旅するとか、タイムマシン的なSFは実現する可能性が低そう(少なくとも自分が生きている間には)ですけど、こういうバイオテクノロジーで生物を生み出そうとするSFは近い将来実現する可能性が高そうで、考えさせられますね。

宮崎駿さんはアニメでナウシカの続編を作るつもりは無さそうなのですが、漫画版のストーリーを多くの人が知らないままなのはとても残念に思います。

庵野秀明さんが続編を作るかもしれないという噂もありますが、他にも優秀なアニメ監督がたくさんいるので僕が生きている間にナウシカをアニメ版でも完結させて欲しいものです。
(ちなみに庵野監督はアニメ版ナウシカで巨神兵を担当していました)

posted by sonho70 at 18:17| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年12月26日

『奇子』

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先日『カイバ』というアニメを観てその手塚治虫的なキャラがとても印象に残り、そのせいか手塚治虫の漫画で読んでいないものを読んでいこうと思い立ちまず初めに『奇子』という作品を読んでみました。

手塚治虫の隠れた傑作を紹介するサイトなどではよく取り上げられているこの作品。初めて読んだのですがとても面白かったです。

戦後日本の混乱した時代に地方の旧家に復員してきた男から始まるストーリーはちょっと横溝正史の『犬神家の一族』などを思い起こさせます。(犬神家は旧家ではないようですが)

奇子とはその旧家で生まれた女の子なのですが、復員してきた兄が起こしたある事件から死んだことにされてしまい土蔵に20年以上幽閉されてしまうという陰惨なストーリー。

この漫画の紹介では奇子のその数奇な境遇が強調されるのですけど、自分的には風化してしまったように見える戦後の日本の状況がスリルたっぷりに描かれていてそこも注目のポイントでした。

というわけで久々に手塚治虫の漫画を読んだのですがやはりとても面白い。読んだことの無い作品もまだ無数にあるので当分楽しめそうです。

手塚治虫は日本漫画界のビートルズですね。

posted by sonho70 at 15:08| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年11月27日

『カイバ』

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相変わらずアニメを観まくる毎日。

また個性的で心に残る作品に出会いました。その作品は『カイバ』。

以前雑誌クレアのアニメガイド号に載っていて観たいと思っていたのですが、最近Netflixに追加されたので早速観てみました。

記憶がチップ化でき記憶とボディが入れ替えられる異世界のお話。ちなみにカイバとは脳の海馬のこと。

チップ化できたり新しいボディを買うことができるのは一部の金持ちだけなので、その事がたくさんの悲劇を生み出している事が前半で語られていきます。

しかし後半でその世界を旅しているカイバの謎が明かされ…。

というお話なんですが、僕、飲み込みが悪いので一回目ではよくストーリーがつかめませんでした。

自分的には『まどマギ』みたいに一回で話がわかって感動できる物語が好きなんですけど、こういう複数回観て理解できる作品も嫌いではないです。

例えばデヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』がそうでした。

公開当時観た時はわけがわからなくて、ネットで情報を集めたりしてやっと納得がいき、もう一度観に行ったものでした。(そういう人用に2回目は半券を持って行くと1,000円で観れました。映画会社も複数回観て理解するのが前提だったのでしょう)

アニメだと『エヴァンゲリオン』も、話を追っているだけではわからない設定が裏にあって、それを知らないと登場人物たちの行動原理が理解できない作品だと思います。

『カイバ』もそんな作品で、1回目観終わったあとネットで調べまくって、重要シーンを再度観てやっと納得がいきました。

記憶とボディが分離しているキャラが多かったり、支配者に記憶を改ざんされたりしてたりするし、時系列も複雑なので1回目は何ななんだかわからないまま終わってしまう感じなのですね。

自分的には面白い作品なので、もうちょっとわかりやすい感じにできなかったのかと思ったのですが、好きなテーマのSFですしまた繰り返し観てしまいそうです。

最後になってしまったのですけど、このアニメの魅力はそういうストーリーの面白さに加えて絵がとても個性的なことも見逃せません。

今主流になっている、リアルな背景&萌え系キャラとは全く違う、手塚治虫的、昭和的な大きくデフォルメされた世界。

しかし昭和にはできなかったCGを使った表現もあったりして最後まで楽しく観れました。

『カイバ』は『おおかみこどもの雨と雪』みたいに手放しに全ての人にオススメできる感じではないですが(ちょっとトラウマになりそうなシーンもあるので)変わったアニメ好き、アート好きの人にはぜひ観ていただきたい作品です。

【追記】
カイバの異世界感が感じられる背景画を集めたサイトを見つけました。イマジネーションを刺激しますね!

【artwork】『カイバ』第5回 美術設定その1
【artwork】『カイバ』第6回 美術設定その2

posted by sonho70 at 13:20| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年11月21日

『おおかみこどもの雨と雪』

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昨年からアニメにはまり日々アニメを観まくる毎日が続いていますが、また素晴らしい作品に出会えました。

その作品は細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』。

昨年『君の名は。』を観たあと一気に新海誠監督の作品を全部観たので、もう1人のポスト宮崎駿と言われる細田守監督作品も観ていこうと思い『時をかける少女』観たのですが、実はその時はそれほど良さがわからなかったのです。

『時をかける少女』のキャラクターデザインはエヴァンゲリオンで有名な貞本義行さんですが、エヴァとはちょっと感触が違う単純化された線のキャラクターと、緻密に描き込まれた背景の差に違和感がありました。

ということで細田守監督作品の鑑賞は一旦ストップしてその他の重要作品をこの一年観てきました。

そして最近、一段落ついたので細田守監督の観てないものをまた観ていこうと思いまず『サマーウォーズ』を観ました。

『サマーウォーズ』は『時をかける少女』と違って元ネタの無いオリジナル作品で素直に鑑賞できました。CGを多用した背景も素晴らしく、キャラクターデザインは同じ貞本義行さんですが、前ほど違和感なく観ることができました。自分がアニメに慣れてきたのかもしれませんね。

そしてその次の作品『おおかみこどもの雨と雪』を先週観たのですが、これには大いに感動し昨日もう一度観てしまったほどなのです。

もう5年も前の作品ですし地上波でも放映されたことがあるみたいなので多くの方が観られたと思うのですが、やはりまだ観ていない方には先入観なく観ていただきたいのでここで内容について多くは語れませんが、僕はこの作品で初めて細田守監督がポスト宮崎駿と言われていることに納得できました。

しかも多分ジブリでは絶対にやらないような表現も入っていますし、ネットでの評判を読むとそこに激しく異議を唱えている人がいたりして評価が分かれているようですが、僕はそんなに気にならなかったし、子供達にも観せられる、いやぜひ観て欲しい作品だと思いました。

ファンタジーなのですがストーリー的にはシリアスで考えさせられることが多く、現実世界の問題に置き換えると自分にも関係がある部分を想像してしまったりするのですが、なんと言ってもキャラクターがかわいくて、そこで一気に和んでしまうところが良かったです。

大自然を描いた背景も素晴らしく、この作品も貞本義行さんのキャラクターデザインですが、ここにきて初めて貞本さんのキャラで本当に良かったと思いました。

昨年『君の名は。』がヒットしている時、アニメに詳しい方が「細田守じゃなくて新海誠がヒットしてるって意外」ということをおっしゃってて、今になってその意味がわかったような気がします。

『君の名は。』は大好きな作品ですが、新海誠監督の他の作品を観ると確かに細田守監督の方が宮崎駿のラインに近かったのだと理解できました。

ということで今後もこの2人の監督の作品に楽しませてもらえそうなので、当分僕のアニメブームは続きます(笑)

あ、早く細田守監督の『バケモノの子』を観なくちゃ!

【追記】
上記記事を書いたあと『バケモノの子』を観ました。『おおかみこどもの雨と雪』ほどシリアスな要素は無かったけど、こちらも丁寧に作られた良い作品で声の配役も面白く楽しめましたよ。

posted by sonho70 at 12:59| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年10月03日

『かくかくしかじか』東村アキコ

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1週間ほど前、ネットで漫画のことを調べていた時、気になった作品があり、すぐAmazonに注文して読み始めましたが、面白くて一気に読んでしまいました。

それは東村アキコさんの『かくかくしかじか』という漫画で、東村さんが美大に入る際に絵を教わった、絵画教室のスパルタ先生と東村さんとの出来事を、大学卒業後漫画家になった初期までを描いた物語です。

実は東村さんの漫画は全く読んだことがなくてウィキペディアを読んで、映画で観たことがあった『海月姫』が東村さんの作品だと知ったくらいの認識度だったのですが、この作品を読んでファンになってしまいました。

東村さんは絵が上手くて、語り口も面白いので、少しずつ読もうと思っていたのに止めることができず、昨日はお休みだったので一気に読み切ってしまったのです。

美大って憧れるし自分も行ってみたかったと思うのですが、この漫画を読んでそれよりも羨ましいなと思ったのは恩師がいるということ。

自分も習い事を多少はしたことがありますが、あそこまでスパルタかつ私生活に影響を及ぼしてくる先生に出会ったことはありません。

自分はこの歳になってこの先そんな体験をすることは無いと思いますが、もし自分もそんな先生に出会っていたらどうだったんだろうかと想像してしまいましたし、この漫画を読んでそんな恩師に出会う疑似体験が出来たのはとても楽しいことでした。

そんな恩師がいる人もいない人も、創作に関わることを志す人なら、きっと何かしらの感銘を受ける作品だと思うので、ぜひ読んで欲しい作品です。

あと、音楽好き的には90年代のサブカルや渋谷系の話が多くて、フリッパーズ・ギターの話が出てくるところとか面白かったですよ。

posted by sonho70 at 13:23| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年10月02日

『THE IDEON 発動篇 THE IDEON; Be INVOKED』

ファースト・ガンダムを観終わった頃から観始めた『伝説巨神イデオン』のTV版をAmazonプライムで半年くらいかけて全部観て、完結編となる劇場版をレンタルし、先週やっと観終わりました。

ロボットアニメ好きの方に勧められて観ていたのですけど、TV版はさすがに長いので途中ダレる部分もありましたが、この劇場版はとても良かったです。

富野由悠季監督のいわゆる黒富野系と呼ばれる作品で、最後の白兵戦などでは半年見続けたキャラが容赦無く死んでいくのですけど、映像に迫力があって明らかにエヴァンゲリオンの『劇場版 Air/まごころを、君に』影響を与えていると思いました。

実は色んなアニメを並行して観ているので『SHIROBAKO』というアニメ制作会社の仕事を描いた作品の中に、明らかにイデオンをストーリーをネタにした回があり、そちらを先に観てしまったので結末はちょっと読めてました。(SHIROBAKOもいいアニメです)

それでもやはり大きな力を持った宇宙の意思に抗う人間を描いた『2001年宇宙の旅』や『魔法少女まどか☆マギカ』などのライン上にあるストーリーは壮大で、僕はファースト・ガンダムしか観ていませんが同じ富野由悠季監督の作品としてはガンダムよりイデオン派かなと思いました。

かなり長いアニメですし、全ての人に勧められる作品というわけではないですけれど、『2001年宇宙の旅』や『魔法少女まどか☆マギカ』『エヴァンゲリオン』が好きなら強くオススメいたします。

しかし久々に壮絶なアニメを観たなー。

posted by sonho70 at 13:08| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年08月22日

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観てきました。

昨日はお休みでしたのでアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観てきました。

僕は原作のドラマを観たことが無く、あえて原作を知らない状態で観たのですけど、物語後半は結構ファンタジックでストーリーがよくわからないまま終わってしまいました(笑)。

なので、『君の名は。』みたいに誰にでもオススメできる作品ではないのですが、アニメファン的には『化物語』や『魔法少女まどか☆マギカ』を制作したシャフトの華麗な映像美を堪能できる作品でした。

『まどマギ』の印象的なビジュアルで驚かせてくれたアニメ制作ユニット、劇団イヌカレーも参加していますし、キャラクターデザインは物語シリーズそのもの。ここ一年くらい観てきた好きなアニメのエッセンスが凝縮されています。

その上、一昨年超ハマっていて最近またよく聴いている松田聖子ネタがいきなり出てきたり、BGMは物語シリーズで素晴らしい曲を多数提供している神前暁氏だったりと音楽的にも聴きどころ満載。

また、主題歌は僕がボカロ制作し始めた頃ニコ動でよく聴いたハチこと米津玄師が担当。ここでも近年僕が注目していた人が参加しています。

ということで、ストーリー的には微妙(笑)な感じでしたが映像は文句なく美しい作品なので、シャフトのアニメが好きな人には映画館の大きなスクリーンで観る価値のある作品だと思いました。

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http://www.uchiagehanabi.jp/index.html
posted by sonho70 at 12:16| Comment(0) | アニメ・漫画

2017年08月10日

『君の名は。』を観て良かった大人にオススメのアニメ #1『魔法少女まどか☆マギカ』

最近ソフトが発売されてまた注目されているアニメ映画『君の名は。』
僕は昨年『君の名は。』と『シン・ゴジラ』を映画館で同日に観て『君の名は。』をいたく気に入り、後日もう一度観に行きました。

『君の名は。』があんなにヒットしたのは、恐らく普段アニメをあまり観ない層が観に行き、内容の良さから口づてで広まったからではないでしょうか。

僕も『君の名は。』を観るまではそんなにアニメを積極的に観る方ではなかったので、『君の名は。』を観て現代のアニメの進歩具合にちょっと驚いて、他にも良い作品が無いかと毎日アニメを観まくる生活が続いています。

まだまだ広大なアニメ作品の海を泳ぎだしたばかりですけど、『君の名は。』を観てもっとアニメを観てみたいなと思った大人にオススメしたいアニメをここで紹介していきたいと思います。トップバッターは『魔法少女まどか☆マギカ』。

「え!魔法少女もの?、この絵柄?、無い無い絶対に観ない!」と思われるのは大変よくわかります。有名な作品ですから僕もタイトルは知ってましたし、放映当時話題になっていたのも覚えています。でもやっぱり観ようという気には全くなりませんでした。おそらく『君の名は。』を観なければ一生観ることは無かったでしょう。

でもアニメ熱爆発中の僕は、長年苦手だったエヴァンゲリオンを克服(笑)した後に『魔法少女まどか☆マギカ』を観て、『君の名は。』以上に驚き、感動してしまいました。愛してしまったと言ってもいいくらいです(笑)。

実は僕は皆さんが思われるほど絵柄には初めから抵抗が無く見始めたのですけど、最初に魔女が出てくるシーンでどっかーん!と引き込まれてしまったのです。いきなり魔女の結界シーンで背景の絵柄がアートっぽくなって、今までアニメで見たことの無かった世界に連れて行かれました。後に調べるとそのシーンは劇団イヌカレーというアニメ作家ユニットが作っており、ファンになった僕は今年2月に行われた劇団イヌカレーの原画展を観に行ったほどです。

ストーリーは最初、平和な家族の描写から入っていかにも子供向けアニメのように始まるのですが、中盤くらいから不穏な雰囲気になっていき、いわゆる子供向け魔法少女もののイメージから大きく逸脱。そして10話目くらいに衝撃的な事実が明かされ少女たちは袋小路に追い込まれて行きます。

そこで観るものが考えさせられるのは敵が単なる悪者でなく、彼らの論理では良いことをしていると思っている所。神の視点というか、無情というか、まさかアニメでこんなことを考えさせられるとは思わなかったということを言ってきて、これが大人向けの深夜アニメだということをあらためて思い知らされます。

これ以上はネタバレになってしまうので書けませんが『2001年宇宙の旅』のような宇宙の意志を感じさせるSFが好きな人には是非観て欲しい作品です。僕としてはテレビ版で12話観てもらうのがベストなのですが、総集編映画もよくまとまっているのでそちらでもOK。

ちなみに今年11月に公開されるアニメ版『GODZILLA』の脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』を手がけた虚淵玄氏なのでこちらもすごく楽しみ!





posted by sonho70 at 12:20| Comment(0) | アニメ・漫画