これはレオ・フェンダーがストラトキャスターのために開発したシンクロナイズド・トレモロユニットを進化させたものです。
最近ストラトのアームを使っていなかったので(最近と言っても以前使っていたのは高校時代なので38年くらい前ですがw)ムスタングのダイナミック・ビブラートに慣れた後に使うととても動きが硬く感じるんです。
ということでバネを1本減らしてみようとバネの入ったボディ裏側の蓋を外してみると。

なんと!真ん中のバネのフックにアース線がはんだ付けされてるではないか!
こんなの他に見たことがありません。これがG&L標準の設置方法なのでしょうか?
ということで先日はんだごてを買ったことですし、テストも兼ねてアースの位置を変更してみました。

はんだごてを当ててはんだを取ろうとしたのですがなかなか溶けてくれません。
コテの温度調整など色々やってみてやっと外れました。
しかし、今度は移設した場所に上手くはんだ付けできず試行錯誤。

設置場所に油分があるのかと思いヤスリで削ったりしてやっと設置できました。

それでバネを2本にして試奏してみたところ…。
あんまり硬さが変わらん(笑)
ということでやはり3本に戻しました。
バネを柔らかいものに変えたり軽くなるのか、そもそもシンクロナイズド・トレモロというものはダイナミック・ビブラートほど軽く動くようにはならないのかわかりませんが、今後も色々試してみようと思います。