2018年09月10日

ムスタング、プチ分解。

ムスタングの弦を交換したので、ついでにピックガードを外して中を覗いてみました。

ただ見ているだけでは何がどうなっているのかわからないので、先日買った『ムスタング・オーソリティ』という本を見ながら色々確認してみました。

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これがブリッジ。けっこう錆びてます。

サドルはクロームに対して錆びに弱いニッケルを使っているからとのこと。実はムスタングには本来ブリッジカバーが付いていて、じかに触れることはないサドルはニッケルにしていたのだけど、実際はカバーをして弾くプレイヤーがほとんどいなかったため錆びているものが多いらしいです。

僕のムスタングにもカバーは付属していませんでした。というかカバーの付いてるムスタングってほとんど見ませんよね。

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ブリッジ自体はクロームメッキなのであまり錆びてません。

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これがレオ・フェンダーがムスタングのために開発したダイナミック・ヴィブラート。

PAT.PEND.は特許出願中だけど、特許が認可されるのは1966年3月22日で66年後期からはここにパテントナンバーが記されるとのこと。

ということでこのムスタングは66年の早い時期のものなのかなと思ったのですが…。

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ピックガードを開けたところ。

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フロント・ピックアップ裏に製造日が書かれています。これは1966年10月7日とのこと。

あれ、これを見ると66年前期製じゃないのかな。ビブラートだけ少し前の在庫を付けたのかなと想像が膨らみます。

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リア側のピックアップは1966年10月20日。

フェンダーのピックアップ職人にアビゲイル・イバラという女性がいて、彼女のサインが入ったピックアップが高値で取り引きされているらしいのですが、これはそれではなさそうですね。別に売るつもりは無いのでどうでもいいのですが。

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ピックアップ・セレクター裏側。何がなんだかわかりません(笑)

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ボディに刻印されたこのLSという文字には何の意味があるのでしょうか。

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ネックは外していませんのでネックデイトはわかりません。

ピックアップの下にはブラス製のシールドが敷かれています。

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ピックアップ・セレクターの下には、上からの圧力を防ぐためにスポンジが貼られているのですが経年変化でこのようにスポンジの原型をとどめていない物体が張り付いています(笑)

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ピックアップ・セレクター別方向。

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コントロール・キャビティーの下にもブラス製シールド。

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トーン用コンデンサーはBestran Corporation製(Dilectronブランド)の0.05μファラッド/50V耐圧セラミック・コンデンサが使われています。ムスタング・オーソリティからの受け売りなので、どういう意味があるのか全くわかりません(笑)

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ボリュームポットはStackpole製。ポットデイトは304-6631。304はStackpoleのブランドコード、6631は1966年第31週(8月)の製造とのこと。これもムスタング・オーソリティの受け売り。

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トーンポットのデイトは304-6618。1966年18週(5月)製ですね。ボリュームと製造月にけっこう開きがある。

ということで今回プチ分解してみたことで僕のムスタングはピックアップのデイトから少なくとも1966年の10月20日以降の製造ということがわかりました。

ネックデイトも見ないと何とも言えませんがネックを外して調子悪くなるのは嫌なので、そちらの確認はまたの機会ということで。

最後に『ムスタング・オーソリティー』という本は本当に買って良かったです。こんなに詳しくムスタングの内部構造のことが載っている本は他にはありません。今回もっとエレキギターの構造を勉強しなければいけないなと思いました。

posted by sonho70 at 14:10| Comment(0) | ギター

2018年09月08日

マーメイドロックスの第4弾「確執」が完成しました!

マーメイドロックスの第4弾「確執」が完成しました。
お聴きいただけましたら嬉しいです!



Mermaid Rocks
https://www.youtube.com/watch?v=zrGgvHvvvEY&list=PLOht6EeJEX1D9G61Z63dEqAESSjh40uCX
posted by sonho70 at 11:50| Comment(0) | マーメイドロック

2018年09月07日

ムスタング vs ストラト 聴き比べ

ストラトタイプのギターを買ったので、以前から気になっていたムスタングとストラトのサウンドの違いを調べてみました。

今年5月に買った1966年製のフェンダー・ムスタングがとても気に入ってるのですが、ムスタングの紹介記事などを読むと、ストラトやテレキャスターと比べるとサウンドがチープという紹介をされており、本当のところはどうなんだろうと気になっていました。

楽器屋さんでストラトを試奏させてもらっても、ネックのスケールが違うのは感じるけどアンプなどが違うのでサウンドの微妙な違いまではわからなかったのです。

ということでこれはストラトを買うしかないと思い、厳密にいうとストラトではないですがG&Lのストラトモデルを購入した次第です。

聴き比べる方法としてはMacのLogicにまずムスタングの各ピックアップポジションの音を録音。それを片チャンネルに寄せて今度はそれを聴きながらストラトで似たようなフレーズを録音しました。

録音した音を左右に振り切って、チャンネルEQのアナライザーでビジュアル的にも見えるようにしてみました。

録音された音の流れは以下になります。(ハーモニクスが入ったところで切り替わります)

ムスタング(右チャンネル)
リア → リア+フロント → フロント → リア+フロントのフェイズアウト

ストラト(左チャンネル)
リア → リア+センター → フロント → センター+フロント → センター



上記動画が結果なのですが、自分的にはムスタングが特別チープには思えませんでした。

録音された音量レベルを見ても、アナライザーの山を見てもとても似ているとさえ思います。

これってとても凄いことなのではないでしょうか。

両方レオ・フェンダーが設計して作られたギターとはいえ、製作年は50年違う上にメーカーも工場も違うし、パーツもギター自体の材質も違うんです。

それなのに微妙な違いがあるとはいえ、両方フェンダーとしか言いようのないあの独特のサウンドが鳴るんですよ。

レオ・フェンダーの設計したギターがいかにオリジナルなサウンドを持っているかというのを目の当たりにしました。

レオ・フェンダーが作ったこの2本のギターは今後も大事に弾いていきたいと思います。

もちろん去年手に入れた1966年の赤いカジノも大好きなんですけどね!

使用機材

ギター
フェンダー・ムスタング
G&L レガシー・トリビュート

エフェクター
ZOOM G3Xn (アンプモデリング:UK30A)

オーディオインターフェイス
TASCAM US-322

DAW
Logic Pro X
posted by sonho70 at 11:14| Comment(0) | ギター

2018年09月05日

また赤いギターを買ってしまいました!

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また赤いギターを買ってしまいました。

去年のカジノ、今年5月のムスタングと続けざまに赤だったのにまたも赤。

ムスタングでフェンダーのサウンドに惚れてしまい、そうなってくるとやはりストラトキャスターも弾きたくなってしまったのです。

実は高校1年の時に初めて買ってもらったエレキギターがAria Pro II のディマジオピックアップ付きストラトでした。

でも当時はエレキをそれしか弾いたことがなく、フェンダーサウンドの魅力というのがいまいちよくわかりませんでした。(Aria Pro II はコピーモデルですがサウンドはちゃんとフェンダーしてたと思います)

若者は音を激しく歪ませたいのでハムバッキングの方が良かったかなと思っていたような。(その後ハムバッキングがついたイバニーズを買いました。当時はアイバニーズではなくイバニーズと言ってました。)

あれから30年以上経ってまたストラトを弾いてみたくなったのですけど、ストラトの50〜60年代のビンテージは軽く100万円を超えていて買えそうにありません。

というわけで80年代のフェンダージャパンに的を絞って色々探していたのですが、近頃は日本製の80年代のギターもビンテージ価格になっておりどうも買おうと思うものが見つかりませんでした。

フェンダーメキシコの中古や現行のフェンダージャパンを楽器屋さんで試奏させてもらったりしたけど、そちらもしっくりこない。

そんな時ふらっと入った楽器屋の店頭に今回買ったG&Lが店頭特価で飾られていました。

G&Lはフェンダーの創始者レオ・フェンダー氏がフェンダー創設メンバーだったジョージ・フラートン氏と共に設立したブランド。

http://www.glguitars.jp/aboutgl.html

つまりフェンダー直系のギターなんですね。今回買ったのはインドネシア製の廉価版だけど流石にしっかり作られています。

というわけでまた赤いギターを購入してしまうことになったのでした。

ここまで来るとギャス(G.A.S.=ギター取得症候群)の疑いが濃くなってきてます(笑)
posted by sonho70 at 14:32| Comment(0) | ギター